こんにちは、ともひろです。
私は親しい友人や家族から、他人の口や陰口を聞かされることがよくあります。
多分、私にはそういったことを話しやすい雰囲気があるのでしょう。
私と同じように、
愚痴や陰口を聞かされてうんざりしている
そういう人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、愚痴や陰口を聞かされて悩んでいるという方に、私が取り組んできた対応策についてお伝えします。
愚痴や陰口というのは、聞かされる方はたまったものではありません。
聞かされた後は、どっと疲れが押し寄せぐったりします。何もやる気が起きず、自分自身がやらなければならないことが手につかなくなったりします。
また、気分が落ち込みイライラします。そうなると、自分自身の心状態を元に戻すまでに、大きなエネルギーを必要とします。
愚痴や陰口を話す方は、ネガティブな感情を吐き出すことができてスッキリするのかもしれません。
しかし、聞かされる方はネガティブなエネルギーをもろに受けてしまうので、とても嫌な気分になるのです。
できることなら、そのような陰口や愚痴は聞かないようにしたいもの。
では、どうすれば聞かなくても済むようになるのでしょうか。
一番いいのは、相手と顔を合わせないようにすることです
相手と距離を取り、愚痴を聞かされる機会自体を無くすのです。
しかし、そう簡単にはいかない場合がほとんどかもしれません。なぜなら、そのような相手はあなたの家族であったり、職場の同じ部署で、毎日必ず顔を合わせなければならない人だったりするからです。
距離をとりたくてもそれができない。そんなときはどうすればいいのでしょうか?
私がやったことは、相手との間に心のカーテンを引くことです。
相手との間に目に見えない透明のカーテンを引くようにイメージして、相手からのネガティブなエネルギーを浴びないようにシャットアウトしました。
それらはもちろん、あくまでも自分の心のイメージの話です。
イメージだけの話とはいえ、相手との間に透明のカーテンがあると思うだけで、心に少しだけ余裕を持つことができます。それを続けていれば、そのうちあなたに受けるダメージも小さくなっていくに違いありません。
ネガティブな話を聞いて疲れるのは、相手の心の状態に同調してしまい、相手のネガティブなエネルギーを受け取ってしまうからです。逆に、相手は今まさに苦しんでいるネガティブなエネルギーを手放すことができるので楽になります。
そのような人は、常に自分のマイナスエネルギーを引き受けてくれる、やさしい人を探しています。しかし、そんな人は滅多にいないはず。
なので、一旦自分の気持ちを引き受けてくれる人を見つけたら、関係が切れないように必死でしがみついてこようとするのだと思います。是が非でもあなたから離れたくないはずなので、執拗に絡んでくるはずです。
そのような調子なので、あなたがちょっとでもそっけない態度を取ろうものなら、「良い人だと思っていたのに、冷たい人だね」なんて言って、あなたとの関係が切れないように、必死で引き止めようとします。
ここで大切なことは。相手から言われたとしても、心を乱さないようにすること。そして、動揺しないことです。
心を乱されて、自分はひどいことをしてると思ってしまったら、相手の思うツボです。ひどいことをしているのは、あなたではなく相手の方なのです。
相手は、あなたの親切心を利用して、自分のネガティブな感情をあなたに押し付けようとしているのです。
そのような相手に、申し訳ないなんて思う必要はありません。毅然とした心をもってネガティブな感情を受け取らないようにするのは、相手に失礼でも悪いことでもなく、あなた自身を守るために、あなたが持ち合わせている当然の権利なのです。
しかし、頻繁に顔を合わせる関係である以上あからさまにシカトしたり無視するのはさすがに都合が悪いかと思います。
なので、表面上はあくまでもやさしく愚痴を聞いているように装いつつ、心はカーテンを引いて相手との間に明確な壁をつくるのです。
笑顔で優しく話を聞きつつ、「へーそうなんだ。大変だね」と相槌をうつようにします。
最初のうちは、心を動揺させずにこのような行動をとるのは難しいことだと思います。
なので、相手と対面するたびに「心にカーテン」と思いながら愚痴を聞くようにしてみてください。
少しづつ相手からの影響が弱くなっていくことが期待できるようになります。