こんにちは、ともひろです。
50代になると、いやが応でも残りの人生のことを考えてしまいます。前の記事でも書きましたが、終わりが見えてくると、後悔しないように「やりたいこと」を、やっておきたいという焦りのような感情がわきあがってきます。
しかし本音を吐露すると、それと同じぐらい、もしくはそれ以上に不安なことの方が頭をよぎります。
昔は人生50年と言われていました。時代が時代なら、もう寿命がきてもおかしくない年齢になってしまいました。
しかし、今の日本人の平均寿命は80歳ぐらい。最近では「近い将来100歳になるのでは?」などと言われています。そうであるならば、50代といえども、ようやく人生の半分を超えたところだと言えなくもありません。
とはいえ、半分を過ぎたわけですから、終わりのことを意識するようになりました。
人生の終わりのことについて、考えたくなくてもいろんな不安が頭に浮かんでくるのです。
私の場合、結婚したのが遅かったので子供ができませんでした。そうなると、子供がいる人以上に老後のことがとても不安になるのです。
年老いて病気になったり体が動かなくなって介護が必要になったらどうすればいいのか、死んだ後の火葬や葬式、家の後片付けはどうすればいいのか。
他人には絶対迷惑をかけるようなことはしたくないが、現実はどうしたって迷惑をかける結果にならざるを得ない。
夫婦二人だとすると、どちらかが必ず「おひとりさま」になるので、そういったことについて目を向けずにはいられないのです。
残りの人生を、やりたいことについて、心おきなく追求して実現し充実したものにしたいという思いと同時に、不安なことを取り除きたいという気持ちが強く湧き上がってくるのです。